1954年に柳宗理がデザインした天童木工のバタフライスツールです。
大変希少な1950〜60年代製の最初期モデルになります。

日本を代表するプロダクトデザイナー・柳宗理の代表作とも言える作品。左右対称の2枚のプライウッドを組み合わせた非常にシンプルな構造ですが、その名の通り蝶が羽を広げたような有機的なフォルムは世界的に高く評価され、ニューヨーク近代美術館（MoMA）のパーマネントコレクションにも選定されています。

現行品よりも薄いプライウッドが使用され、座面のシェイプも大きく異なります。また、この最初期のモデルは座面裏の合わせ番号もまだ記されていません。

真鍮製のパーツもすべてオリジナルで、経年の小キズやスレは見られますが、古いものとしては良好なコンディションを保っています。当時のラベルも綺麗に残っています。

Designed by Sori Yanagi
Made in Japan